11月2日

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9月の末日に大阪の釜ヶ崎で毎月開かれている釜ヶ崎哲楽の会というところに行ってきました。みつばち古書部で出会ったパール文庫さんに連れて行ってもらって。きっかけは、私の箱に入っていた『釜ヶ崎と福音』という本がパールさんの目に入ったことからでした。以前から、同じく釜ヶ崎にあるココルームというゲストハウスに行ってみたいと思っていて、それも本で読んだのです。哲楽の会を知ったのもとある本がきっかけでした。

 

西成市民館という建物の三階にある座敷に、パールさんと到着した時には誰もいませんでしだた。階下の中庭は幼稚園になっていて、今日は子供の声がしないな、と子供好きのパールさんは言っていました。

しばらくして、一人、二人、参加者が入ってきました。二人ともパールさんとは知り合いのようで、穏やかな方々でした。なんとなく雑談をしていると、宮本さんという大学の先生、この会の主催の方がやってきました。なんともいえすフランクな、余計な力の一切抜けた感じの方で、こんなことを言っては失礼ですが、大学の先生にはとても見えませんでした。ごめんなさい。会のテーマは、"何が楽しくて生きているのかと問われている、ということ。"という、少し難しいテーマでした。私は考えを何も用意していませんでしたが、ゆるりと雑談の続きのように会は始まっていきました。

会の途中でもう一人入ってこられました。上下作業服で、手には文庫本を握りしめていました。

つづく

 

釜ヶ崎哲楽の会

https://www.facebook.com/events/1871371303176021/?ti=icl