11月24日 仏像彫刻教室

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10月、11月と古本市にかまけてサボりにサボっていた仏像彫刻教室に今日行きました。

久々に通る教室までの道沿いの風景を楽しみました。姫路にいるとわからないけれど、実家付近は今山が紅葉して綺麗です。

今日から新たな題材に取り掛かります。

毘沙門天立像。

毘沙門天にも作った人やお寺によっていろいろありますが、今回は奈良の東大寺戒壇院の四天王のうちの一人、毘沙門天です。

毘沙門天は単体で祀られとき毘沙門天という名前で祀られますが、四天王として祀られるときは多聞天と呼ばれます。

私は四天王の中では、戒壇院のが一番好きです。なんつったって、顔がいいです。仏像は、一見人間の形をしていますが、見れば見るほど実際の人間とはかけ離れた、イメージの世界の産物で、ある意味異形なのですが、こちらの四天王はトミーズ雅さん的顔が特徴的で、とても人間臭く、なぜこういう顔にしたのかな、など考えていると、なんというか、作り手のこだわりが、現代にまで響いてる、という感じがします。

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うまく顔彫れるかな…。