11月29日 30日 これから

29日はみつばち古書部お店番でした。東京から、書店を開業予定の方が訪ねて来られたりしました。居留守さんはじめ、大阪の古本屋さん回られるとのことで。どういう風に感じられたでしょうね。

閉店後、みつばち古書部員の皆様で飲み会をしました。今回は女性店主ばかりで、女子会^ ^

皆さん、それぞれ個性のある棚を作られてますが、自分の得意分野を基本にしつつも、どうしたら全体の売り上げに貢献できるか、ほかの店主さんの棚を見て選書を変えたり、自分にできること、自分にしかできないことを考えたり。皆さん本当に穏やかで気さくな方たちばかりでしたが、みつばちに参加したからには!というところをそれぞれに考えられていて、楽しくもめちゃめちゃ勉強になる会でした。

 

さて、ハレクモは秋の一箱出店を終え、次に向かっています。

12月の17日、和歌山県立美術館のカフェテラスで開かれる、BRING BOOK FAIR に参加いたします。ほかの参加店が有名なお店さんばかりで、このようなメンバーに混じらせてもらって大丈夫なのか、震えています。

そこで考えたハレクモは、人の力を借りることにしました。

一人は、フェイスブックページを一緒にやっていて、イベントにもたまに一緒にでるたびすずめさんの台湾、中国関係の本、雑貨を販売すること。

そしてもう一人は、古本界隈ではすでに有名人となりつつある、我らがゆずぽんさんに蔵書を預けていただくことです!

お二人の力を借りることで、何とか乗り切れそうな気がして来ました!

 

またもやブログ先行の告知になりますが、ここで文章書いておくと、後々ツイッターなどでまとめやすいんですよね。

 

この、和歌山への出店をきっかけに、自分の中での古本活動がひとつ、転換期を迎えるような気がしています。

おみぞ筋という冊子に載せた、本を運ぶ、という文章にも書きましたが、私は、どこかからどこかへ、本を運ぶ、ということに何か言い知れない執着を持っています。知らない土地、知らない人、その間を本が巡ること。

今まで私が運んでいたのは自分で買った本でしたが、今回のような出店の形を取れば、人の本を運ぶ、ことになります。人から預かった本をよそで売り、売り上げをその人に渡す、このすごい中継地点にいる感じが、私、好きみたい。今までは本の中継をしていたのが、これからは本を含めた、人と人、人と場所の中継をする。

いや、自分でも何言ってるのかよくわかりません。でも、ドキドキします。

 

私は、本を運ぶ、という行為に意味を感じます。