2月4日 鬼の慰労会

昨日、灘の古本屋ワールドエンズガーデンさんに閉店間際お邪魔し、鬼の慰労会なるものに参加してきました。日頃人間に辛く当たられがちな鬼が、節分の夜、古本屋さんに逃げ込んで、ひっそり開く酒盛りです。

毎年節分には鬼の避難場所としてお店を開放されていて、私も新入りの鬼として加えて頂きました。

集まった人たち(否、鬼たち)は、何だかんだみんなとても穏やかで、ひょうきんで、それぞれの生活を、自分の手で滞りなく回していくために、きっといろいろ悩み事もあるだろうけれど、ニコニコ笑っていました。

いろんな話をしました。みんなの好きなことや、どうでもいい冗談や、みんなの住んでる町のことや、他愛のない例え話や。

店主のOさんがふと、町を歩く人間てみんなきちんとした格好しすぎじゃない?きちんとしてない格好の人だって、町を歩いていいはずだよって。だからOさんのジャージ姿はとても安心するし、鬼にも優しい。人間でも、鬼の慰労会に参加したければ、来年は鬼のフリをしてこっそり紛れ込むことをオススメします。