3月7日

先日伸び切った髪を大胆目に切ったのだが割と失敗した。私は髪を自分で切っている。もう諦めてプロに頼むか、とも少しだけ思ったけれど、もう3年以上も美容室に行かずにやってきたのだ、なんとかなる。と毎日少しづつ修正していった。

完成イメージをファッション誌立ち読みなどで改めて確認し、(50代女性向けの雑誌に思うところのものがあった、複雑。買うに買えない。)そこへ近づけるためにいらない部分を削っていく。それは仏像彫刻を仕上げていく作業に似ていなくもない。

こじつけだろうか。

かくして、なんとか納得の行く感じにまで修正することができた。

お金を払えばプロの技術を受けられる。それは格段の違いがあるだろう、わかっている。しかし私はこれからも自分で切る。なぜなら、楽しいから。失敗も含めて、髪型を作るというのは、楽しい。職人の技と自分の感性の閃き。来世は美容師になるかもしれません。