3月12日

おもしろくないことは忘れてしまってまるで生活の中に無かったことにして、楽しみなことだけ、楽しかったことだけ考えて生活するクセがついているのだけれど、それはそれで、ちょっと味気ないというか、嘘臭いなという気がしてきた。

おもしろくないことでも、生活の一部は、もしかしたら半分くらいは、できているのだし、書くことに於いてもそこに目を向けないのはもったいないかもしれない。もったいないとかいうと、そのおもしろくなさを却っておもしろく、みたいな変なあざとさが出てしまってそれはもう完全に嘘だけど、そうでなく、おもしろいこととおもしろくないことを同じテンションで眺められるようになりたい。

好きなことと嫌いなことの間には大量の"そうでもない"ことがあるけれど、それはまた別のことかな?