8月20日


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発行人のMさんが手作りで印刷、製本までされている『本と本屋とわたしの話』という冊子、今度のでもう14号も出ていて、毎号いろいろな人が、本と、本屋と、それらにまつわる「わたしの」話を書いていて、半年くらい前に、Mさんから書いてほしいと言われて私はとても嬉しかった。

古本屋巡りなどを一人でするようになったのが5年くらい前でそれからすぐにこの冊子の事をいろんなところで見かけて、その頃はどういう人が作っているのかもわからなかったし、出てくる本屋にもほとんど行ったことがなかった。だんだんと古本活動が深みにハマりだすと、あの号であの本屋のことを書いていたのはあの人だったのか、とかいうことも増えていって、Mさんとも昨年知り合った。

前の号で、私の作った「おみぞ筋」という冊子のことを紹介して頂き、それがきっかけだったと思う。私は、今は、私の書いた文章を通して私を見てもらえるのが嬉しいと感じている。文章は言葉でできているけど、普段のコミュニケーションとか生活に使われる言葉とは違う言葉でできている。しゃべり言葉と書き言葉の違いとかいうことでは全然ないし、内容の重みが違うとかいうことでもなく、生まれてくる場所が最初から違う。

 

私が書いたのは古本屋ワールドエンズガーデンのことで、そこの店主の小沢さんのことです。今日、先週Mさんから頂いた出来立ての冊子を渡しに行って読んでもらって、オッケーが出たというか、良かったと言ってもらえてとにかくほっとしています。