1月3日

おはようございます。

昨日は疲れてしまって、孤独のグルメを観て早めに寝ました。孤独のグルメ、松重さんがご飯を食べるところを観てるだけで幸せになります。画面に自分のニヤニヤしている顔が毎回写ります。

ガルシア・マルケスエレンディラを読んでます。短編集で、昼休みに読んだところが良くて、おかげで残りの仕事も乗り切れました。暗い海の傍に居るような気持ちになります。夜もその余韻を引きずっていて、心地良く沈んだままいっぱい寝ました。

 

自分が2歳くらいのときの、母方の祖母の家で黒猫を抱いてる写真があるのですが、見れば見るほどこの写真好きになってきて、これを版画にしてみようと、コンビニで拡大コピーしてきました。

小学か中学が高校のときにも美術の課題で、この写真で版画を彫ったことが確かありまして、裏に、2-5藤井、と書いてあります。

この頃の記憶はありませんが、今に比べれば怖いものがなく無敵だったんじゃないかな、という顔つきをしています。部屋の、今見ると恐るべき汚さや、着てるものの古くてデタラメでセンスという言葉が薄っぺらいものだと思えてくるような感じなどがたまらなくいいです。私はこういう環境で育ったということはラッキーだったと言わざるを得ないと思います。このような環境の中で、粗野で不器用で卑屈で気弱で優しい大人たちに、私はそれでも可愛がられていたんだろうと思います。思い出すのは、みんな同じように色黒で歯が抜けてしわくちゃの親戚のおいちゃんおばちゃんたちの笑顔です。