4月14日 制作日誌
木彫りの本の新作を、革を使って試作していました。
こないだ奈良に行って、革のブローチのワークショップを受けたのですがその時作家さんから聞いたことを早速いろいろ試してみています。
一つに革と言っても、素材や加工の仕方で、手触りも性質も違うものに感じられます。
革を切ったり引っ張ったりしていると、
それぞれの扱いづらさを好きになることやな
という言葉が降りてきて、なんや偉そうに、と思いましたが、木でも紙でも、はたまた人同士でも、他人には扱いづらいと思われるところをこそ好きになれたら、もうずっと好きなんちゃいますかね。
実家にいると、自分のダメなところがよくわかりますね。家族もだいたい同じところがダメなので。どんなに私は違う!と思ってあれこれやってみても結局同じダメサイクルに飲み込まれる、っていうのを繰り返してます。
好きになりたいんだけどな〜。でも自分にそれを課してしまうと辛いので、好きになれなくてもいいことにしています。