8月11日

【メモ】

9時起床。

即、布団を干しに踊り場へ。

2軒隣の部屋には異国の方が住まわれているよう。開け放たれたドアから、電話の向こうの声ようなあるいはラジオのような異国の言葉が聞こえる。

シーツを洗濯して干す。シャワーを浴びる。

文学フリマで出すかもしれない栞を試作。まぁまぁの出来。

11時の早めのお昼は焼飯と冷奴。

正午前、外出。気合を入れて。

日陰を探しながら西へ、阪神岩屋駅近くまで来て、南へ。大きい道は日陰がないからと思い小さい道を選んで下るもすぐに大きい道にでてしまう。

 

※京都に住んでいた頃、北上することを上る南下することを下ると言っていたけど京都は傾斜がなく上る下るは、尊いところに近づくか離れるか、という意味合いだったけど、神戸は本当に体が上って下る。

 

阪神の線路から南は坂道がだいぶなだらか。上にくらべると。

海の方を向いていると山のことを忘れている。山の方を向いてるときは、海のこと忘れてるかなぁ。

兵庫県立美術館

毎月第2日曜日は常設が無料で開放されている。やったー。

版画のコーナーで、恩地孝四郎、川西英、上野長雄、などの版画にキュンとする。緻密なやつより、ざっくりしてるように見えるやつが好き。見えるけど、ほんまは全然ざっくりしてない。版画の手触りがあるもの。

1階の展示はそこ以外はあんまりピンとこなかった。

2階の小磯良平のコーナーで、変な感想だけど、油絵とかのゴツゴツした派手な額が、小磯良平のところだけ気にならなかった。他のは額の派手さに気を取られてしまった。生々しくて、人物画も風景も、対象のすっごい近くで鼻息かかるくらいの距離で描いてるみたいと思った。絵が暑かった。

展示室は冷房が効いていて寒くて足がだるくなった。カフェでホットコーヒーを飲んだ。

 

帰りも日陰をつないで行ったが、海と2号線の間にある巨大な住宅、高齢者住宅、こども園、などが集まっているところを東に向いて歩いたが、住宅はめちゃくちゃあるのに人影が見えなくて少し怖かった。しばらく行くと2号線も高速も越えて西灘駅近くまで続いている巨大な歩道橋を渡った。沖縄の、真ん中にホームレスがいた歩道橋を思い出した。

そのままいつもの商店街まで歩いたが流石に疲れた。豆腐屋の店の前で売ってる豆乳を道端で飲んだら美味しくて回復した。ごま豆乳はきっともっと美味い。

ネギとレタスとビールを買って帰る。揚げを買い忘れた。

夕飯は炊き込みご飯と豚肉とネギとレタスの炒めもの、豆腐の味噌汁。ご飯と味噌汁に揚げ入れたかった。