2月21日

働いているとき(文房具を並べたり雑誌の付録を付けたりビジネス書を入れ替えたりシフトを組んだり新人さんにレジ打ちを教えたり)、はて。と思考がストップして自分が何をやっているのかわからなくなる時がある。仕事が嫌とかそういうのではなく、ただ止まる。

今日、オープニングから一緒に働いているベテランの人としゃべっていて、最近ストレスが減ったから気の合う者同士で飲みに行くことも無くなったね、という話しになった。「ストレス」というのは、1年以上前に辞めた人のことだ。

全く、その人の存在は私にとってもストレスだった。あの頃にくらべれば今はとてもスムーズに働いている。

 

スムーズ。

確かに、スムーズではある。

みんなそこそこ機嫌よく、大きな問題も起らない。何よりだ。

 

でも、だからといって、仕事が楽しくなったか、というとそうはならない。

楽しいことと楽しくないことが区別できるようになったのが割と最近で、それは、本当に楽しいと思えることに、自分から関われるようになったからで、それは、古本とその周りにいる人たちのことだ。

 

仕事は楽しくなくていい、嫌でなければ、スムーズであればそれでいい、我慢できる、と思っていた、本当に楽しいことに出会う前までは。

ちょっとそこらへんが、グラついてきている。