2月27日 2月に読んだ本②
『黄色い本』高野文子
こちらも漫画です。
短編集。高野さん初めて読みました。
好きです。なんといいますか、読みにくいんですよ、スラスラ読めなくて、ページを戻ったり、セリフを読み直したり、それが面白いと思いました。
普通はスラスラグイグイ読める本が面白いとされてるわけですが、小説でも、それってほんとに面白いってことなんですかね。あ。いや、そうではなくて。
それだけが、面白いの条件でもないだろうと、思うのです。
読みにくくて面白い本もある。
読みにくさも含めて面白い。
本当の面白さのために、作者はあえて、読みにくいところを作っている。
なんと言えばよろしいか。
そんなことを、考えました。