もうお風呂入ったしあとはラジオ聞きながら寝るだけです。
4月に読んだ本は一冊だけかと思っておりましたら、手帳見たら月頭にあと二冊読んでおりました。
あん ドリアン助川 ポプラ文庫
いろいろあって人生投げやりなどら焼き屋と、若い頃にハンセン病にかかり、人生の大半を隔離施設で暮らしてきた老婆の話。
まるで無かったことのように私たちは暮らしているけど、今現在でも、施設はあって、かつて親元や親しい人の元から無理やり引き離され隔離された人たちが、帰るところもなく暮らしている。なぜ帰れないのか。
とても読みやすい形で、作品として世に出された作者の方に、ありがとうと言いたい。