7月30日 7月に読んだ本②
今月は、五月病さんに借りたマンガ2冊と、ZINEが一冊
『仏師』下村富美
まず、五月病さんの漫画の趣味ドンピシャ過ぎてすごいです。私が仏像彫刻してるというので選んでくれたこちら、仏像がどうこうよりも、お話と絵が悲しくて美しくて朝からめそめそ泣いてしまいました。その日は一日心を乱されたまま仕事しました。
タイトルは聞いたことあったのですが、始めて読みました。
こんなに人の気持ちを不安定にさせるもの他に読んだことない…。
小説を読むときは、私は、落ちもまとめも展開も期待せずただただその日開いたページの文章を読む(それで面白いと思える小説が好き)ことに慣れてるのですが、漫画にもこういうのあるのか、しかも昔から!ということを恥ずかしながら今知りました。漫画、全然知らんのです。
最初から最後までひたすら不安定。最初とか最後とか、ストーリーを追うのではなく、開いたそのページの不可解さ、なぜか心をつかまれる。全部のページで、もしかしたら言いたいことは1つなのかもしれません。でも、最初から最後まで、読んでしまうんです。苦しい…!
続きはまた。