1月12日 映画鑑賞日記①

昨夜、アルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA」という映画を観た

https://youtu.be/NOfO0nqDY9U

映画をあんまり観て来なかったので、感想を言う言葉が足りなく感じてもどかしいですが。

1971年のメキシコで、白人家族とそこに雇われている現地の家政婦さんの交流が描かれるのですが、社会情勢の不安定さも含め、それぞれに辛いことが起こって、でも生活は続く。続けないと仕方ない。子供もいる。白人家族と家政婦さんは全く違う文化の中で生きていて、でも今同じ空間、時間で暮らしている。

映画は、全く違うものが同時にあるっていう変さとか、こんなはずじゃなかったのにもうこうなったら受け入れるしかないっていう仕方なし感を、一つの画面で一発で表すことができるなーと思いました。変でもそんなはずじゃなくても、その状況に今居るならそれを生きるしかない。

それぞれの頭の中では、その状況についてあれこれ考えが巡っていて、それで多分それぞれが孤独を感じてるけど感じ方や表わし方は全然違っていて、考えてることも多分全然違っていて、でもお互いの頭の中を探ったりなんかはしないで、なんやかんやで今日も一緒に生活してる、っていうのが良かった。