5月25日 「90年代の若者たち」
久々に寝落ちして朝早く目が覚め、寝直そうと思ったけど、そのままの態勢でコナン観てました。
今日明日はいろんなところでイベントありますね。皆さん暑さに気を付けて。
私は家で作業します。
昨日面接と家探しに行って疲れてしまったけど最後に部屋を決めた報告を、という理由を付けてまたおしゃべりしに行って、楽しくなって帰ってきた。
帰りの電車で、島田さんの「90年代の若者たち」を読み終えた。
わたしも90年代に、どうしようもなく、どうしようもない若者だったから、出来れば忘れてしまいたいと思っているその頃のことを考えずにはいられなくて、今のわたしではなくその頃のわたしが読みながら苦しがっていた。
「ほんとうのこと」のあたりは特に、思い当たるところがありすぎた。
「ほんとうのこと」を追求すればするほど周りからズレていく。当時はそれがかっこいいと思っていたし正しいことだと疑わなかった。実は今でもそれはあんまり変わってない…いや、「正しい」とはもう思わないな。「かっこいい」とも思っていない。「そういうふうにしかできない」に落ち着いた所だろうか。
ただ当時は追求しない人のことをとてもバカにしていて、ずいぶん失礼なことや傷つけてしまった人もいて、そのことを猛烈に反省している。でもそうしないと「ほんとうのこと」は守れないと思っていた。
でも「ほんとうのこと」がなんなのかはずっと分からない。なのに無視できない何か。
しかしそのおかげというのか何というのか、かつて若者だった頃に「ほんとうのこと」に振り回されたことがある人とない人を、見分けることができるようになった。だからといって何もないけどね。