小説ちょっと載せます

BASEもnoteもSNSで告知しないと更新しても誰も気づかないんだけどそれもいいなと思います。今日はSNS休み。その分ブログ書きます。

今書いている小説がもうすぐ終わりそう。出来たらまたnoteに公開しつつ、紙版も作ります。

 

それの一部です。

 

 

 階段を降りる。前を見る。頭上を電車が走る。見上げる。金平糖のような匂いがする。匂いがどこから漂ってくるのか考えてもよかったし考えなくてもよかった。昨夜、アパートの窓やドアを強く叩いていた風はすっかり穏やかなものに変わっていて、まだ少し首のあたりに冷たいものが滑り込んでくる感覚はあるけれど春だった。

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 はーみちゃんは0歳わたしは十一歳。はーみちゃんかわいい。赤ちゃんのにおいする。はーみちゃんが十一歳になったらわたしは二二歳。わたしのあかちゃんが生まれたらはーみちゃんがおねえちゃん。いっしょにれんげで遊ぼうな。膝にのせて、遊んだげてな。

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杉の木は今の時期でも濃い緑色で上の方が細長い三角形で山全体を見ても杉の固まって生えている部分は三角のとげとげになっていてわかる、そのほかは、遠くから見るとまるくフサフサとして触ると柔らかそうな抹茶を牛乳で割った色の葉っぱが光る木や、細い枝に黄色味の強い細い葉が付いている木や、まあいろいろある。山が緑のまだらだ。

 

みたいな感じ。

BASEのトップページにもブログかけるようになっていて、そこには作りたいやつとかはんこ関係のことを書こうと思う、ここほど思いついたまま、っていうわけにもいかないのでまあまあまとまってからでないと書けないかもだけど。