5月22日 5月に読んだ本②


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 『神様のいる街』 吉田篤弘 夏葉社

 

ひとことでいうととてもよかった、今の私には神戸の街の描写が胸に迫るというか、私は今神戸に住みたいと思い始めていて、それはこの歳になって頻繁に神戸に行くようになって、「私は神戸のこと何も知らない」と思うようになってきたのと、その、知らない神戸にとても魅かれるからです。

私はこれを読んでいて、自分が20代の頃、東京の下北沢という街を、時間さえあればずっとうろうろ歩き回っていたことを思い出しました。

何かを言いたいのにそれを言い表す言葉を自分は知らない。とてももどかしい思いで日々を過ごしていたように思います。

 

「ゴーアンドゴーアンドゴー」

ひとりでも。隣に誰かがいればその人と。