3月29日 3月に読んだ本①


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今朝読み終わりました。

政治や社会の仕組みに「それおかしくない?」と思ってもそれをどこに届けていいのやら。政治家やお役所の仕事。企業や会社の責任。個人には何もできない。そんな空気に、嫌気がさしても、何をしたらいいのかわからない。それは政治や、社会や、経済の流れに、私たち個人がどう関わっていいのかわからないから、まるで断絶しているように思われるから。

でも、政治や社会や経済と、わたしという個人の感情はつながっている。そのことを丁寧に解説してくれる。そして、ひとつの解決策として、「うしろめたさ」を感じること、感じたら、その気持ちに沿って動くこと、を示してくれました。

「うしろめたさ」は、今の社会では丁寧に隠される傾向にある。災害のニュースに何を思うか、町でホームレスの人を見たときどう思うか、電車で席に座れないお年寄りを見たときどう思うか。その気持ちに気づくとこ。社会が、見てみぬふりをしたほうが楽だよ、快適な生活を、といろんなコマーシャルを押し付けてきても。

個人の行為の蓄積が、社会を作っている、そのことに気づくこと。