7月24日

「BLUE VALENTINE」

ある夫婦がだめになっていくんだけど、彼らが出会って愛し合うようになるシーンと、もうだめなんだけどどうにかならないか藻掻いてでもやっぱりだめだ…というシーンとが交互に映し出されて、二人の生い立ちや育った環境、そのせいでそれぞれが無意識にか避けてしまう相手との対話、すれ違いの積み重ねが切なかった。

二人が愛したのも、お互いのその無意識の寂しさと優しさだったと思うからなおさら。