8月30日【12月分メモ】

今日は本屋の仕事。

通常の業務プラス棚卸後の作業があり、各棚の担当の方は、今日は皆さんわちゃわちゃしていたみたい。私も児童書担当の方のお手伝いに駆り出されたりして、いつもより一日が早かった。

仕事終わりに、文具店に買い出しに元町まで歩いた。昨日も花隈まで歩いたな。昨日とは違う道を通った。知らない道から知ってる道に出たときってなんであんなに楽しいのか?断片的だった頭の中の地図がつながっていく。

花森書林に入った途端激しい通り雨、出る頃には止んでいた。昨日も今日も割と激しく雨が降ったし傘を持ち歩いていたけど、タイミング良く大して使わなくて済んだ。だったら傘を持たずに外出すれば良かった、と思ってしまうがそういうことではないはずだ。

灘へ帰る電車の中でスマホが調子を崩した。6月くらいから月末になると機嫌を悪くするあの子。私の体調と一緒。充電してしばらく放っておくと治る。

 

六甲のバイトで出会った人たちとは最初から2か月だけの付き合いになることは分かっていたけど、知り合った人ともう一生会わなくなるというのは学校を卒業したりやナンヤカンヤで子供のときから繰り返してるのにまだ変な感じがする。子供のときは「もう一生」というのはあんまり分からなかったけど。今私が日常的に接している人の多くは二か月前までは全然知らない人だった。その人たちと今は雑談したり名前を呼び合ったりしている。それでもまた、もう会わなくなるときが来るんだろう。

環境が大きく変わることに私は割と平気な方だと思っていたし今回の引っ越しや転職は自分で決めたことだったけどそれでも引っ越してきた直後はちょっと不安定だったから、前から知っている人が近くにいてくれることにとても助けられた。

よく行くお店っていうのは、やっぱり街には必要で、本屋や喫茶店は週一回とか、十日にいっぺんとか、行って、話しても話さなくてもいいし、でも何となく自分のこと覚えていてくれる人がいるということで何とかなることがある。田舎の、知り合いばっかりの中で暮らしているとそういう感じは分からなかったと思う。

若いときは自分のことを誰も知らないところに行った方が自分は楽に振舞えると思っていて、実際学生時代京都に住んでいたときや20代後半に東京に住んでいたときはそんなこと考える暇もないくらい、今思えば毎日祭りみたいだった。

私はここで、長く住もうと思っている。そういうふうに思うのは初めてのことだ。

 

パソコンで書いたらやっぱりダラダラしてしまった。